こころとからだにやさしい野菜のおみせ カフェオリーブ Cafe Olive

シェフの小窓

2017/05/24

第1回 ワイン会

昨日、念願の夢だった

第1回 ワイン会を開催しました!!

いやぁ〜ここまで来るのに長かった

グラスは全てリーデルだから揃えるのに時間もお金も掛かる。

シャルドネは4脚分しかなくて他の白ワイン用のグラスで代用したりと、、、まぁそこは見ないふりでお願いします。笑

でも皆さん今回はフランス産のワインが多くてうちのグラス事情にあったワインを持ち込んでくれて感謝でした。

あと、北海道産ワイン

《山崎ワイナリーのソーヴィニヨンブラン2014》

がすっごく美味しくて我ら北海道の大地が西欧の国々にも誇れるワインが生産されているんだなぁって

励まされて感動して、また期待して!どんどん美味しい道産ワインを飲んで行きたいなって思いました。

ちなみに、山崎ワイナリーさんは三笠にあるらしく

三笠は化石などの発掘が有名で

白ワイン作りに適しているミネラル豊富な大地で注目を浴びているそうですね。

益々楽しみでいっぱいです。

また、他にもシャブリやシャルドネ、オークドシャルドネなど

フランス ブルゴーニュ地方の白ワイン飲み比べも楽しくって

ワイン初心者な私達にとって嬉しい勉強ができました!!(シェフもワイン初心者です)

あと〜赤ワインもフランス産

若めの2015年も味わいの変化を楽しみながらゆっくり時間をかけて美味しく頂きました。

《シャトー ラ クレール2012》

は味わいの複雑さに感服いたしました。

ミシュラン三ツ星【ジョエル・ロブション】でサーブされるほどの極旨ボルドーを頂きました。

3,000円以下のワインということで設定したワイン会であった為

こんな超有名でコストパフォーマンス抜群な赤ワインを飲めて幸せでした!

そして最後に登場したのが

《シャトー ショレ1993》

私の兄がネットオークションにて落札した赤ワインをサプライズで登場。

オークションにて購入したもので

なんと12本 5,000円だった為、保存状態が適切に行われていたのか?

もしや大半がブショネなのでは?
※ブショネ(劣化したワインのこと)

と疑ってしまいたくなるほど格安な古酒ワイン達を落札した兄はワインは初心者中の初心者でなにもわからない中で落としたワイン達。

そんな不安材料いっぱいのシャトー ショレ1993を最後に開けました。

ブショネであったとしてもワイン初心者の私たちにとっては

『これもまた勉強』と思えばいいか! って思っていた反面

ソムリエナイフでキャップシールを剥がしたときに姿を現したコルクは

表面がちょっとカビが生えていて

『もしかしたら生きてる』

コルクにカビが生えてることは悪いことではなくワインに適した湿度環境のもと保存されていた可能性が高い為

半ば諦めていたワインに一筋の希望を見出して抜栓しました。

漂う古酒の香り

コルクの裏側に染められた深い紅が

グラスに注がれると透き通った褐色がかった赤

しかも、艶もあって時間が経つほどに丸みを帯びてゆく。

古酒ならではの余韻の長い香りが

ワイン会に参加した全ての方が満足のいく第1回目のワイン会を締めくくってくれました。

あっという間の3時間

楽しく盛り上がったワイン会

第2回のワイン会の日程も決まり

これから益々楽しくなりそうです。

シェフ

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2017/05/06

5月のスープデザートスタートしました!

【フキノトウの月桂冠】

トマトとクリームチーズ、スパイスを効かせた冷静スープ
大麦ビールのジュレ
フキノトウのアイスクリーム

クリームチーズのまろやかな甘さは走り始めた時の快走感。

しかし、快適だったのは一瞬にして過ぎ去り、その奥に佇むスパイスが困難のハードルとして簡単には達成できない分厚い壁を感じた。

ビールのジュレが目標達成への興奮と高揚感を思い出すためのモチベーションを表現し、

そして過去を乗り越え、走り抜いた自らに捧げたフキノトウの月桂冠。

人生のフルマラソン『目標達成』を表現したスープデザートになります。

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