2026/01/12
1月 ごぼうの沈黙
2025/12/11
12月 金柑の賜物
味醂とレモンのジェラート
金柑の甘露煮
生姜ジュレ
濃厚クリームチーズの冷製スープ
メロゴールド
金柑のピュレゼリー
杏仁豆腐
* * *
働きたいのに休み、喋りたいのに黙り、歩きたいのに座り、、
人のために動きたいのに人の世話になり、、
たとえ、人のために役に立つことができなくなろうと
感謝することはできる。
「弱さ」は謙虚を賜り、「感謝」は絆を深める。
「できない」は賜物である。

2025/11/06
11月 紅茶の落葉
紅茶のジェラート
わらび餅
紅茶のジュレ
バニラ風味の冷製スープ
黒酢のジュレ
珈琲プリン
* * *
「朝が来ない夜はない」
夜の後には必ず朝が来るように、
今は状況が悪く、持ってるもの全てをたとえ失ったとしても
新しい芽、新しい葉を茂らせるときが来る。
夕暮れには涙が宿っても
朝明には喜びの叫びがある。

2025/10/15
10月 柿の許し
ラムレーズンのアイスクリーム
柿のスライス
新生姜のジュレ
イチジクの冷製スープ
柿のピュレジュレ
新生姜のブランマンジェ
* * *
「2%の余地」
信頼は98%に、
あとの2%は相手が間違ったときの許しのためにとっておく。
それは、人は完全ではないから
完全でないものに100%の信頼はいけない
「2%のゆとり」は相手のため、そして自分のために。

2025/09/10
9月 洋梨の謙遜
ゴルゴンゾーラのジェラート
100%白ワインとレモンのジュレ
シードレスグレープと洋梨のコンポートスライス
洋梨のピュレジュレ
マスカルポーネのブランマンジェ
* * *
「謙遜」
大きなことを成し遂げるために強さを与えてほしいと求めたのに、
謙遜を学ぶように弱さを授かった。
偉大なことができるようにと健康を求めたのに、
よりよきことをするようにと病気を賜った。
幸せになろうとして富を求めたのに、賢明であるようにと貧困を授かった。
世の人々の賞賛を得ようとして力と成功を求めたのに、
得意にならないようにと失敗を授かった。
求めたものはひとつとして与えられなかったが、
願いはすべて聞き届けられた私はだれよりも最も豊かに祝福された。

2025/08/07
8月 白茄子の成熟
白茄子と練乳のジェラート
白茄子のマリネ
青肉メロン
青肉メロンの冷製スープ
グレープフルーツジュレとスライス
未熟バナナのブランマンジェ
* * *
「成熟」
自分の思い通りにならないときほど、
人は一人ひとり違いがあることを知ろう。
枝葉を増やすことよりも、切り落とすことを選び取ろう。
成長も、成熟も痛みを伴う。
一粒の麦と同じく、地に落ちて死んだからこそ、
そこから新しい生命が生まれる。
一生の終わりに残るのは、わたしが集めたものではなく、
わたしが与えたものであるから。

2025/07/08
7月 スイカの願い
ラムネのジェラート
スイカのピュレ
レモンジュレ
スイカのスライスとジンの寒天
ヨーグルトのブランマンジェ
* * *
「自分より他人を」
私が空腹を覚えるとき、パンを分ける相手に出会わせてください。
のどが渇くとき、飲み物を分ける相手に出会えますように。
寒さを感じるとき、温めてあげる相手に出会わせてください。
不愉快になるとき、喜ばせる相手に出会えますように。
暇になるとき、時間を割いてあげる相手に出会わせてください。
気が滅入るとき、誰かを力づけてあげられますように。
理解してもらいたいとき、理解してあげる相手に出会えますように。
かまってもらいたいとき、かまってあげる相手に出会わせてください。
私が自分のことしか頭にないとき、私の関心が他人にも向きますように。

2025/06/09
6月 甘露の新緑
グリーンアスパラのジェラート
塩ミントのジュレ
甘露のスライス
アボガドのムースリーヌ
ホワイトアスパラとホワイトチョコレートのブランマンジェ
* * *
誰だって すぐには本音を話せない
誰だって すぐには希望を抱けない
誰だって すぐには変わることができない
でも、
たとえ時間がかかっても
たとえ過去に過ちがあっても、誰かと一緒なら希望がある。
声をかけ、背中を押し、あきらめずに寄り添え続ける
信じて待つ人の存在は、立ち直りへの大きな力。
私たちの「待つ時間」は、きっと誰かの「変わっていく時間」だから。

2025/06/09
5月 さくらの婚礼
桜のジェラート
桜の葉とレモンのジュレ
苺スライス
ババロア
* * *
『祝婚歌』
「ふたり」が 睦まじくいるためには 愚かでいるほうがいい 立派すぎないほうがいい
立派すぎることは長持ちしないことだと気付いているほうがいい
完璧を目指さないほうがいい 完璧なんて不自然なことだとうそぶいてるほうがいい
二人のうちどちらかがふざけているほうがいい ずっこけているほうがいい
互いに非難することになっても非難できる資格が自分にあったかどうか
あとで疑わしくなるほうがいい
正しいことを言うときは少し控えめにするほうがいい
正しいことを言うときは相手を傷つけやすいものだと気付いているほうがいい
立派でありたいとか 正しくありたいとか 無理な緊張には色目を使わず
ゆったり 豊かに 光を浴びているほうがいい
健康で 風に吹かれながら生きていることのなつかしさに ふと 胸が熱くなる
そんな日があてもいい そしてなぜ胸が熱くなるのか
黙っていても 二人には分かるのであってほしい。

2025/04/05
4月 新玉葱の斑雪
新玉葱のジェラート
濃厚トマトピュレ
わらび餅
新玉葱とヨーグルトの冷製スープ
トマトジュレ
スナップエンドウのムースリーヌ
* * *
斑雪(はだれ)とは
春先のはらはらと降る雪や
降り積もった雪がまだらに残った状態を言う。
ぬかるんだ土が冬の終わりを告げる
まだらに残る雪の下で
「今か、今か」と芽を出そうと待っている。
多くの命が繁栄することを期待して
新しい年度を迎える。

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イカ墨プリン
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* * *
「沈黙は金」
雄弁に語ることは大切だが、
沈黙すべき時をわきまえることは何よりも増して価値高い。
愛する者は、相手が語る言葉よりも、むしろ沈黙の中により多くの言葉を聴く。
沈黙の中の言葉を聞き取るためには、こちらもまた沈黙しなければならない。
最も深いところにある言葉は、
静寂の中にこそ、微かに響いているのである。